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何が違う?日本の賃貸ルール

2021-03-12 12:46:41 guanli 59

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日本の賃貸住宅のルールには諸外国にはない独特のものがあります。そのルールの違いを不動産会社の説明だけで理解するのは大変かもしれません。具体的には次のような内容です。

日本の賃貸物件にかかる費用として外国の方にとって不思議なのが「礼金」です。日本でも地域によりますが、諸外国では「礼金」という習慣がある国はほとんどありません。保証金や敷金を支払い、さらに家主に「お礼のお金」を支払うことにどうしても納得しにくいのではないでしょうか。日本の礼金の習慣は、戦前に定められた「地代家賃統制令」が由来だそうです。家賃の値上げが難しくなったので、礼金にして先に受け取ってしまうという発想からきているそうです。

礼金と同じく「更新料」も理解に難しいと思います。日本の中でも特に首都圏と京都で一般的なルールです。契約を延長して長く住むことは家主にとっても利益になることなのに、どうして費用がかかるのだろう?と外国人の方は悩みます。海外では更新する場合には1月分の家賃を無料にする習慣も少なくありません。

 

最近では、この日本独特の二つのルールをやめてしまう家主も出てきています。しかし、その分を少し家賃に上乗せしている場合もあります。結果的には借主が納得できる範囲の家賃であれば問題ないのできっちりと内容を確認した後で契約するようにしましょう。

実は敷金にも日本は独特のルールがあります。退去時の破損やクリーニングは「借主が責任を持つ」というところは同じですが、家主から一方的に費用を差し引く「敷き引き」というプロセスがあります。海外では敷金を不動産会社でも家主でもない第三者機関に預けるシステムを採用している国があります。とてもいいシステムですが日本ではまだ一般的ではありません。

 

日本では退去後、管理会社が手配した請負会社の清掃費や原状回復費を敷金から差し引き、残りが返還されます。場合によっては不足分を請求されることもあります。